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2026年10月24日(土)
続報決算

ファナック、今期純利益予想を2283億円に上げ 4〜9月期は41%増益

2027年3月期の営業利益予想は7月時点の予想を10.4%上回る2407億円とした。7〜9月期の受注高は前年同期比49.0%増の3060億円。上限500億円の自社株買いも決めた。

英語の原文からAIが翻訳しました。 英語の原文を読む

要点
  • 親会社株主に帰属する純利益(4〜9月期) · 2026年4〜9月112.6 ¥bn 前年同期は798億円
  • 営業利益(4〜9月期) · 2026年4〜9月116.7 ¥bn 前年同期は860億円
  • 親会社株主に帰属する純利益(2027年3月期予想) · 2026年10月23日228.3 ¥bn 2026年7月31日時点の予想は1980億円
  • 営業利益(2027年3月期予想) · 2026年10月23日240.7 ¥bn 2026年7月31日時点の予想は2180億円
  • 受注高(四半期) · 2026年7〜9月306.0 ¥bn 前年同期は2053億円
  • 1株当たり中間配当 · 2026年10月23日(基準日は2026年9月30日)72.54 ¥ 前年同期は51.33円
見通しの変更上方修正

親会社株主に帰属する純利益 2027年3月期

新¥228.3bn

従来予想は2026年7月31日公表。連結、日本基準。

出典: Fanuc first-half earnings summary (TDnet), 23 October 2026, 2026年10月23日.

ファナックが2026年10月23日にTDnetで開示した上半期の決算短信によると、2026年9月30日までの6カ月間の連結純利益(親会社株主帰属)は1126億円で、前年同期の798億円から41.0%増えた。売上高は16.2%増の4737億円、営業利益は860億円から35.7%増の1167億円、経常利益は38.1%増の1490億円だった。数値は日本基準で、決算短信は公認会計士または監査法人のレビューの対象外としている。決算説明会資料によると、上半期の営業利益は、同社が同期間について予想していた1044億円を11.7%上回った。

2026年7月31日公表の従来予想と比べ、売上高は9481億円から6.9%増の1兆137億円、営業利益は2180億円から10.4%増の2407億円を見込む。経常利益の予想は2712億円から3088億円に、親会社株主に帰属する純利益は1980億円から15.3%増の2283億円に引き上げた。新たな予想は2026年10月〜2027年3月の為替レートを1ドル=150円、1ユーロ=175円と想定する。上半期の平均はそれぞれ159.37円、184.35円だった。

決算説明会資料によると、7〜9月期単独の売上高は前年同期比14.9%増の2427億円、営業利益は45.1%増の632億円で、売上高営業利益率は前年同期の20.6%から26.0%に上がった。

部門別・地域別の受注

受注と受注残
  • 受注高(合計)¥306bn+49.1% 対 2025年7〜9月
  • 受注高(FA部門)¥112.2bn+129.9% 対 2025年7〜9月
  • 受注高(ロボマシン部門)¥51.2bn+72.4% 対 2025年7〜9月

出典: Fanuc results presentation, 23 October 2026, 2026年7〜9月.

決算説明会資料によると、7〜9月期の受注高は3060億円で、前年同期の2053億円から49.0%、4〜6月期の2819億円から8.5%増えた。FA部門の受注は130.1%、ロボマシン部門は72.3%増えた。ロボット部門は12.6%増の1034億円、サービス部門は12.0%増の393億円だった。地域別では、中国からの受注が79.8%増の912億円、中国を除くアジアが111.9%増の653億円だった。同社は市場概況の中で、中国のFA市場をけん引したのはAIデータセンター、半導体関連、人型ロボット向けの部品加工、新エネルギー車だったとしている。

内訳

上半期の部門別売上高

  • ロボット(前年同期比12.6%増)¥194.3bn41%
  • FA(前年同期比15.4%増)¥119.9bn25%
  • ロボマシン(前年同期比31.2%増)¥83.3bn18%
  • サービス(前年同期比12.7%増)¥76.2bn16%

合計: ¥473.7bn

出典: Fanuc first-half earnings summary (TDnet), 23 October 2026, 2026年4〜9月.

株主還元2026年10月23日発表
  • 配当1株当たり中間配当¥72.54前年同期は51.33円。効力発生日は2026年12月1日
  • 自社株買い枠自社株買いの取得枠¥50bn上限1000万株、2026年10月26日〜2027年4月30日

2026年10月23日時点. 出典は下記.

配当のお知らせによると、取締役会は基準日を2026年9月30日とする1株当たり72.54円(前年同期は51.33円)の中間配当を決議した。総額は671億円で、効力発生日は2026年12月1日。同社は、金額は連結配当性向60%の方針に沿ったものだとしており、期末配当の予想はまだ示していない。自己株式取得のお知らせによると、取締役会は、発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.08%にあたる1000万株、500億円を上限に、2026年10月26日から2027年4月30日まで東京証券取引所で自社株を買うことも決めた。