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米石油精製大手バレロ・エナジーが2026年10月22日に発表した2026年7〜9月期決算は、純利益が前年同期の11億ドル(1株当たり3.53ドル)から6倍超の68億ドル(同23.89ドル)に増えた。原油処理量1バレル当たりの精製マージンは2025年7〜9月期の13.14ドルからほぼ3倍の39.24ドルとなり、精製部門の営業利益は16億ドルから88億ドルに増えた。
- 株主に帰属する純利益 · 2026年7〜9月期68億 ドル
- 1株利益 · 2026年7〜9月期23.89 ドル
- 原油処理量1バレル当たりの精製マージン · 2026年7〜9月期39.24 ドル
- 精製部門の営業利益 · 2026年7〜9月期88億 ドル
- 売上高 · 2026年7〜9月期461億 ドル
- 現金および現金同等物 · 2026年9月30日98億 ドル
利益を生んだ価格差
| 項目 | 2026年7〜9月期 | 2025年7〜9月期 |
|---|---|---|
| ブレント原油(ドル/バレル) | 91.61 | 68.14 |
| 米メキシコ湾岸の超低硫黄ディーゼルとブレントの価格差(ドル/バレル) | 72.27 | 21.05 |
| 米メキシコ湾岸のガソリン(CBOB)とブレントの価格差(ドル/バレル) | 24.08 | 7.78 |
| バレロの精製マージン(原油処理量1バレル当たり、ドル) | 39.24 | 13.14 |
| バレロの調整後精製営業利益(原油処理量1バレル当たり、ドル、非GAAP) | 32.09 | 5.86 |
出典: Valero Energy Corporation, Q3 2026 results (Form 8-K, Exhibit 99.01), 2026年7〜9月期.
2026年7〜9月期は原油が値上がりしたが、石油製品の上昇はそれを上回った。バレロの資料によると、同期のブレント原油は1バレル91.61ドルと前年同期の68.14ドルから上昇し、米メキシコ湾岸のディーゼル燃料の対ブレント価格差は3倍超の72.27ドルに広がった。原油処理量は日量平均300万バレル。売上高は2025年7〜9月期の322億ドルから461億ドルに増えた。
“当社の製油所は過去最高に近い装置稼働率で操業し、同四半期を通じて重要な輸送用燃料を安定的に供給した。”
原文: “Our refineries operated at near-record utilization rates, providing a reliable supply of critical transportation fuels during the quarter.”
2026年7〜9月期はバレロのほかの部門も改善した。再生可能ディーゼル部門は3億5300万ドルの営業利益を計上し、前年同期の2800万ドルの赤字から黒字に転じた。エタノール部門の利益は1億8300万ドルから2億7200万ドルに増えた。バレロによると、エタノールの生産量は日量480万ガロンと四半期として過去最高だった。営業活動によるキャッシュフローは69億ドルだった。調整後の営業キャッシュフローは73億ドルで、バレロはその52%を株主に還元した。同四半期の配当は1株当たり1.20ドルだった。期末の現金は98億ドル、負債は86億ドルだった。
- Valero Energy Corporation, Q3 2026 results (Form 8-K, Exhibit 99.01), 2026年10月22日 14:20 CEST
- American Airlines Group, Q3 2026 results (Form 8-K, Exhibit 99.1), 2026年10月22日 13:00 CEST