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米カジノ運営大手ボイド・ゲーミングの2026年7〜9月期は、ラスベガスの観光客需要が弱点となった。ラスベガス中心街(ダウンタウン)の施設の調整後EBITDAR(利払い・税引き・償却・賃借料前利益)は20%減の1290万ドル。同社は観光需要の鈍化に加え、ハワイで大型の嵐が相次いで同州からの来訪者が減ったことや航空運賃の上昇を理由に挙げた。キース・スミス(Keith Smith)社長兼最高経営責任者(CEO)は、観光需要の鈍化の影響を主に受けたのは、ラスベガス地元客向け部門に属するオーリンズだと述べた。全社の売上高は9億9050万ドルで、2025年7〜9月期は10億ドル。非GAAPベースの調整後EBITDARは3億1960万ドルで、前年同期は3億2180万ドルだった。同社が2026年10月22日に発表した。
- 売上高合計 · 2026年7〜9月期9億9050万 ドル
- 調整後EBITDAR(非GAAPベース) · 2026年7〜9月期3億1960万 ドル
- ボイド・ゲーミング株主に帰属する純利益 · 2026年7〜9月期1億2490万 ドル
- 自社株買い · 2026年7〜9月期1億6400万 ドル
- 有利子負債総額 · 2026年9月30日27億 ドル
| 部門 | 売上高(2026年7〜9月期) | 売上高(2025年7〜9月期) | 調整後EBITDAR(2026年7〜9月期、非GAAPベース) | 調整後EBITDAR(2025年7〜9月期、非GAAPベース) |
|---|---|---|---|---|
| ラスベガス地元客向け | 2億740万ドル | 2億1080万ドル | 8740万ドル | 9210万ドル |
| ラスベガス中心街 | 4740万ドル | 5320万ドル | 1290万ドル | 1610万ドル |
| 中西部・南部 | 5億4050万ドル | 5億3890万ドル | 2億160万ドル | 2億160万ドル |
| オンライン | 1億5450万ドル | 1億6560万ドル | 1090万ドル | 940万ドル |
| 運営受託・その他 | 4060万ドル | 3580万ドル | 2980万ドル | 2630万ドル |
出典: Boyd Gaming Corporation, Q3 2026 results (Form 8-K, Exhibit 99.1), 2026年7〜9月期.
ラスベガス地元客向け部門の調整後EBITDARは5%減の8740万ドルだった。ボイドは、主にオーリンズでの観光需要の鈍化と、サンコーストでの工事の影響によるものだとしている。中西部・南部部門では、サムズタウン・チュニカの閉鎖、サムズタウン・シュリーブポートの売却、カンザス・スターでの固定資産税の増加の影響を除くと、売上高が3%近く、調整後EBITDARが約2.5%増えたという。オンライン部門の調整後EBITDARは16%増の1090万ドルで、同社はオンラインカジノ事業が寄与したとしている。
“当四半期は、中西部・南部部門の継続的な成長、ネバダ州南部の住民による利用の増加、そしてオンラインと運営受託の両事業の大幅な伸びが業績に表れた。”
原文: “During the quarter, our results reflected continued growth in our Midwest & South segment, increased play from southern Nevada residents, and strong gains in both our Online and Managed operations.”
2026年7〜9月期のボイド・ゲーミング株主に帰属する純利益は1億2490万ドル(1株当たり1.71ドル)だった。前年同期はファンデュエル株の売却益14億ドル(税引き後)を計上し、14億ドル(同17.81ドル)だった。2026年7〜9月期には1億6400万ドルの自社株買いを実施し、2026年9月30日時点の買い入れ枠の残りは3億8700万ドル。2026年10月15日に1株当たり0.20ドルを配当し、2026年9月末の現金は2億9720万ドルだった。
- Boyd Gaming Corporation, Q3 2026 results (Form 8-K, Exhibit 99.1), 2026年10月22日 22:06 CEST