Polstob
2026年10月26日(月)
速報決算

セレスティカ、2027年の売上高を90%増の400億ドルと予想 2026年の売上高見通しも引き上げ

セレスティカは2026年のフリーキャッシュフロー(非GAAP)見通しを6億ドルから4億6000万ドルに引き下げた。主な理由として、2027年の成長加速に向けた運転資本への投資を挙げた。7〜9月期の売上高は83%増の58億3000万ドルで、自社の予想を上回った。

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要点
  • 売上高 · 2026年7〜9月期5.83 十億ドル 2025年7〜9月期比83%増(31億9000万ドル)
  • 調整後1株利益(非GAAP) · 2026年7〜9月期3.30 ドル 2025年7〜9月期は1.58ドル
  • 1株利益(GAAP) · 2026年7〜9月期3.26 ドル 2025年7〜9月期は2.31ドル
  • 営業利益率(GAAP) · 2026年7〜9月期7.9 % 2025年7〜9月期は10.2%
  • 2027年の売上高見通し · 2026年10月26日発表の見通し40.0 十億ドル 2027年について初の見通し、90%増
  • 2026年のフリーキャッシュフロー見通し(非GAAP) · 2026年10月26日発表の見通し460 百万ドル 従来見通しは6億ドル
変わった点
項目従来の2026年見通し2026年10月26日発表の見通し
売上高$20.5bn$21.0bn
調整後1株利益(非GAAP)$11.30$11.55
フリーキャッシュフロー(非GAAP)$600m$460m
調整後営業利益率(非GAAP)8.4%8.4%(据え置き)

セレスティカは2026年10月26日、2027年について初めての見通しを示した。7〜9月期の決算発表によると、売上高は400億ドルで、同社によると90%の増収になる。調整後1株利益(非GAAP)は21.50ドル、設備投資は15億ドル〜20億ドル、調整後営業利益率(非GAAP)は9.0%を見込む。カナダ・トロントに本社を置く電子機器受託製造の同社は、2026年の売上高見通しも205億ドルから210億ドルに、調整後1株利益を11.30ドルから11.55ドルに引き上げた。ロブ・ミオニス(Rob Mionis)会長兼最高経営責任者(CEO)は、それぞれ69%、91%の伸びになるとしている。同社によると、顧客による2028年の需要予測は、同社が現在見込む2027年の売上高を大きく上回っている。

2026年9月30日までの3カ月間の売上高は58億3000万ドルで、前年同期の31億9000万ドルを上回り、同社が示していた52億5000万ドル〜55億5000万ドルの予想も超えた。調整後1株利益(非GAAP)は3.30ドルで、前年同期は1.58ドル、会社予想は2.88〜3.08ドルだった。GAAPの1株利益は3.26ドルで、前年同期は2.31ドルだった。セレスティカは売上高が予想を上回った理由について、顧客の需要が想定を超えたことと自社の業務遂行を挙げた。売上高に対する営業利益の比率であるGAAPの営業利益率は前年同期の10.2%から7.9%に低下した一方、調整後営業利益率(非GAAP)は7.6%から8.5%に上昇した。

両指標の差を生む項目の一つが、自社の株価に連動するトータル・リターン・スワップの公正価値の変動で、同社は調整後の数値からこれを除いている。調整表によると、このスワップはGAAPの営業利益に対し、2025年7〜9月期に1億1330万ドルの利益、2026年7〜9月期に390万ドルの損失をもたらした。発表資料は、税引き前の1株当たりで、スワップがGAAPの1株利益に与えた影響を前年同期はプラス0.98ドル、今回はマイナス0.03ドルとしている。

ネットワーキングとコンピュート&ストレージの最終市場を担うConnectivity & Cloud Solutions(CCS)部門の売上高は前年同期比102%増の48億7000万ドルで、部門利益率は8.3%から8.9%に拡大した。このうちHardware Platform Solutionsの売上高は70%増の約23億ドルだった。航空宇宙・防衛、産業、HealthTech、資本財を含むAdvanced Technology Solutions(ATS)部門は23%増の9億6000万ドルで、部門利益率は前年同期の5.5%に対し6.6%だった。セレスティカは2026年10〜12月期について、売上高を62億7500万〜65億7500万ドル、調整後1株利益(非GAAP)を3.37〜3.57ドルと予想している。

セレスティカは、2026年のフリーキャッシュフロー(非GAAP)見通しを6億ドルから4億6000万ドルに下げた主な理由について、2027年の成長加速を支えるための的を絞った運転資本への投資だとしている。7〜9月期のフリーキャッシュフロー(非GAAP)は1億2750万ドルで、前年同期は8890万ドルだった。売却収入控除後の設備投資は2億6220万ドルで、前年同期は3730万ドルだった。2026年9月30日時点の棚卸資産は45億1000万ドルと、2025年末の21億9000万ドルから増えた。同社は2026年8月7日に1110万株の公募増資を完了し、総額34億5000万ドルを調達した。9月末の現金および現金同等物は39億6000万ドルだった。

情報源
  1. Celestica Inc., third-quarter 2026 results release (GlobeNewswire), 2026年10月26日 21:17 CET
  2. Celestica Inc., third-quarter 2026 results release and financial statements (Form 8-K, Exhibit 99.1, SEC EDGAR), 2026年10月26日 21:23 CET
  3. Celestica Inc., Form 8-K, Item 2.02 (SEC EDGAR filing index), 2026年10月26日 21:23 CET
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