Polstob
2026年10月27日(火)
速報決算

コカ・コーラ、2026年見通しを再び引き上げ 比較可能ベースのEPSは11%以上の増加を予想

7〜9月期のユニットケース販売数量は5%増、純売上高は7%増の134億ドルだった。コカ・コーラによると、為替がEPSの伸びを約2ポイント押し上げ、出荷のタイミングにより原液の販売が数量を2ポイント上回った。

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要点
  • 純売上高 · 2026年7〜9月期13.4 十億ドル 前年同期比7%増
  • オーガニック売上高の伸び率(非GAAP) · 2026年7〜9月期7 % 前年同期比
  • ユニットケース販売数量の伸び率 · 2026年7〜9月期5 % 前年同期比
  • 希薄化後1株利益(GAAP) · 2026年7〜9月期0.93 ドル 8%増。2025年7〜9月期は0.86ドル
  • 比較可能ベースの希薄化後1株利益(非GAAP) · 2026年7〜9月期0.91 ドル 11%増。2025年7〜9月期は0.82ドル
  • 2026年の比較可能ベースEPS伸び率の見通し(非GAAP) · 2026年10月27日発表の見通し11以上 % 従来は9〜10%(7月28日)

コカ・コーラは2026年10月27日の7〜9月期決算発表で、2026年通期の見通しを引き上げた。7月28日の4〜6月期決算発表に続く上方修正となる。比較可能ベースのEPS(非GAAP)は11%以上の増加を見込む。7月時点では9〜10%増としていた。同社によると、この数字には約3%の為替の追い風と、買収・事業売却による約1%の押し下げ効果が含まれる。為替と買収・事業売却の影響を除いた比較可能ベースのEPS(非GAAP)の伸び率見通しは、7〜8%から9%以上に引き上げた。オーガニック売上高(非GAAP)の伸び率は7月時点の約5%に対し最低5%、フリーキャッシュフロー(非GAAP)は約124億ドルに対し130億ドル以上を見込む。

見通しの変更上方修正

比較可能ベースのEPS伸び率(非GAAP) 2026年通期

新11%

新たな見通しは下限値(11%以上)。いずれのレンジにも約3%の為替の追い風が含まれる。

出典: Coca-Cola Q3 2026 release, Form 8-K Exhibit 99.1, 27 October 2026, 2026年10月27日発表の見通し(従来は2026年7月28日).

7〜9月期のユニットケース販売数量は5%増え、インド、中国、メキシコ、ブラジルがけん引した。純売上高は前年同期の124億5500万ドルから7%増の134億ドル(133億8000万ドル)で、オーガニック売上高(非GAAP)も7%増えた。原液の販売は7%増え、価格・構成比は1%のプラス寄与だった。コカ・コーラは、値上げの効果を不利な構成比が一部相殺したとしている。原液の販売はユニットケース販売数量を2ポイント上回り、同社はこの差を原液の出荷時期によるものと説明している。

営業利益は39億8200万ドルから12%増の44億6500万ドルで、営業利益率は前年同期の32.0%から33.4%に上昇した。比較可能ベースの営業利益率(非GAAP)は31.9%に対し32.9%だった。コカ・コーラはオーガニック売上高の伸びと為替が改善に寄与し、マーケティング投資と営業費用の増加が一部を相殺したとしている。為替の影響を除く比較可能ベース(非GAAP)では、営業利益は8%増えた。EPSは0.86ドルから8%増の0.93ドル、比較可能ベースのEPS(非GAAP)は0.82ドルから11%増の0.91ドルだった。同社によると、いずれも為替による2ポイントの追い風を含み、為替の影響を除く比較可能ベース(非GAAP)ではEPSは9%増えた。

2026年7〜9月期の事業セグメント別の伸び率(前年同期比、%)
セグメントユニットケース販売数量オーガニック売上高(非GAAP)報告ベースの純売上高
欧州・中東・アフリカ+5+7+4
中南米+6+16+25
北米0+3+3
アジア太平洋+6+6+4
Bottling Investments+8+12+13
連結+5+7+7

出典: Coca-Cola Q3 2026 release, Form 8-K Exhibit 99.1, 27 October 2026, 2026年10月2日終了の3カ月間. Bottling Investmentsの数量の列は、同社が開示したユニットケース販売数量で、連結対象のボトラーのみが対象。

カテゴリー別では、炭酸飲料が5%増え、Coca-Cola Zero Sugarの16%増がけん引した。水は8%増えた。スポーツ飲料は3%減った。欧州・中東・アフリカと中南米では伸びたが、アジア太平洋の落ち込みが上回った。2026年1〜9月の営業キャッシュフローは125億ドル、フリーキャッシュフロー(非GAAP)は114億ドルだった。新たな見通しは、コカ・コーラが進めるアフリカのボトリング事業の売却が2026年10〜12月期に完了することを前提としている。この取引には規制当局の承認がまだ必要だ。同社は2027年の見通しを10〜12月期決算と併せて示す予定だ。