2026年10月23日 16:02 CESTに更新。初出は2026年10月23日 13:04 CEST。このページは状況の進展に合わせて同じURLで改訂されます。
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オートリブは2026年10月23日、通期の営業利益率見通しを予想レンジの下限に引き下げた。7〜9月期の売上高が前年同期の27億600万ドルから0.5%減の26億9300万ドルとなった。実質売上高は1.1%減った。同社が引用したモビリティ・グローバル(Mobility Global)のデータによると、世界の小型車生産台数(LVP)は1.9%減だった。希薄化後1株利益(EPS)は6.8%減の2.13ドル、調整後営業利益率は9.7%と前年同期の10.0%を下回った。最高経営責任者(CEO)のミカエル・ブラット(Mikael Bratt)氏は、日本での売上高の力強い伸びが寄与し、同四半期は同社のアジア(中国を除く)での売上高が中国での売上高を上回ったと述べた。一方、同社は中国を除くアジアでの好調は主にインドによるものだとしている。
- 売上高(2026年7〜9月期) · 2026年9月30日26億9300万 ドル
- 実質売上高の増減率(2026年7〜9月期) · 2026年9月30日-1.1 %
- 調整後営業利益率(2026年7〜9月期) · 2026年9月30日9.7 %
- 希薄化後EPS(2026年7〜9月期) · 2026年9月30日2.13 ドル
- 2026年通期の調整後営業利益率見通し · 2026年10月23日約10.5 %
どこで伸びたか
| 地域 | 2026年7〜9月期 | 2025年7〜9月期 | 実質増減率 | LVP増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 南北米 | 9億100万ドル | 8億9700万ドル | -2.9% | -3.0% |
| 欧州・中東・アフリカ(EMEA) | 7億1100万ドル | 7億4500万ドル | -2.9% | 0.8% |
| 中国を除くアジア | 5億5300万ドル | 5億3800万ドル | 8.8% | 6.4% |
| 中国 | 5億2800万ドル | 5億2600万ドル | -5.8% | -6.9% |
| 合計 | 26億9300万ドル | 27億600万ドル | -1.1% | -1.9% |
出典: Autoliv Q3 2026 financial report (Form 8-K, Exhibit 99.1); LVP per Mobility Global, October 2026, 2026年9月30日.
中国を除くアジアの売上高は5億5300万ドルと、中国の5億2800万ドルを上回った。伸びの主因はインドで、小型車生産の大幅な増加と1台当たりの安全製品の搭載増を背景に、実質売上高が29%増えた。中国では小型車生産台数が6.9%減ったが、オートリブの中国地場メーカー向け売上高は実質で約21%増え、海外大手メーカー向けは約29%減った。弱かったのはEMEAだ。地域の小型車生産台数が0.8%増えたのに対し、実質売上高は2.9%減り、生産の伸びを3.7ポイント下回った。
“インドでの売上高は30%近く伸び、中国の自動車メーカー向けの売上高は20%を超える伸びとなった。”
原文: “Our sales in India grew by nearly 30% and our sales to Chinese OEMs grew by more than 20%.”
同社は通期の調整後営業利益率を約10.5%と見込む。従来の予想レンジ(約10.5〜11%)の下限にあたる。ブラット氏は原材料費と物流費の上昇、タイの洪水、顧客の納入指示(コールオフ)の精度低下を要因に挙げた。同四半期の原材料費の影響は総額で約4200万ドル、関税の影響は顧客からの補償を差し引いた純額で約600万ドルだった。実質売上高の伸び率約0%、営業キャッシュフロー約12億ドルの見通しは据え置いた。同四半期には約123万株を1億5000万ドルで買い戻し、6300万ドルを配当として支払った。
- Autoliv Inc., Financial Report July-September 2026 (Form 8-K, Exhibit 99.1, SEC EDGAR), 2026年10月23日 12:12 CEST