Polstob
2026年10月24日(土)
続報決算

コタック・マヒンドラ銀行の7〜9月期、単体純利益29%増の421億2000万ルピー 利ざやは縮小

単体の資金利益は前年同期比16%増の845億9000万ルピー。純金利マージン(NIM)は前年同期の4.54%、4〜6月期の4.53%から4.31%に低下した。同行は主な要因としてFCNR(B)預金の調達を挙げた。

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要点2027年度第2四半期時点
  • 単体純利益4,212 Rs crore 2026年度第2四半期は325億3000万ルピー
  • 連結純利益5,645 Rs crore 2026年度第2四半期は446億8000万ルピー
  • 単体資金利益8,459 Rs crore 2026年度第2四半期は731億1000万ルピー
  • 単体純金利マージン(NIM)4.31 % 2026年度第2四半期は4.54%
  • 単体与信費用率(年率換算)0.35 % 2026年度第2四半期は0.79%
単体の主な貸借対照表項目、前年同期比(単位:1000万ルピー)
項目2026年9月30日2025年9月30日変化
貸出金(純額)577,295 Rs crore462,688 Rs crore+24.8%
期末預金残高651,491 Rs crore528,776 Rs crore+23.2%
顧客資産(銀行間参加証書〈IBPC〉と手形再割引〈BRDS〉を含む貸出金に信用代替資産を加えたもの)626,801 Rs crore509,399 Rs crore+23.0%

出典: Kotak Mahindra Bank media release, 24 October 2026, 2026年9月30日.

コタック・マヒンドラ銀行が2026年10月24日に公表した発表資料によると、2026年9月30日に終わった2027年度第2四半期(7〜9月期)の単体純利益は421億2000万ルピーで、前年同期の325億3000万ルピーから29%、第1四半期(4〜6月期)の412億3000万ルピーから2%増えた。連結純利益は564億5000万ルピーで、前年同期の446億8000万ルピーから26%増えた。単体の営業利益は526億8000万ルピーから21%増の638億2000万ルピー。引当金は94億7000万ルピーから15%減の80億3000万ルピーで、年率換算の与信費用率は0.35%と、前年同期の0.79%、第1四半期の0.46%を下回った。

発表資料によると、同行は四半期中に約5534億4000万ルピーの外貨建て非居住者(銀行)預金(FCNR(B))を調達し、海外支店を通じて約1611億ルピーを貸し出した。単体の資金利益は前年同期の731億1000万ルピーから16%増の845億9000万ルピーだった。純金利マージンは4.31%で、前年同期は4.54%、第1四半期は4.53%だった。発表資料は、低下の主因を四半期中のFCNR(B)預金の調達としている。

期末預金残高は前年同期比23%増え、FCNR(B)預金を除くと13%増だった。2026年9月30日時点の当座・普通預金(CASA)比率は38.2%で、前年同期は42.3%だった。同行は、FCNR(B)預金の流入で定期預金が膨らんだことを反映しているとしており、同預金を除くと41.8%だった。貸出金(純額)は25%増えた。FCNR(B)預金を見合いとする貸出金と、コタック・マヒンドラ・インベストメンツ(Kotak Mahindra Investments Ltd、KMIL)から取得した貸出債権を除くと19%増だった。

同行と主な子会社の純利益(単位:1000万ルピー)
会社2027年度第2四半期2026年度第2四半期2027年度第1四半期
コタック・マヒンドラ銀行4,2123,2534,123
コタック証券348345533
コタック・アセット・マネジメント・アンド・トラスティー287258399
コタック・マヒンドラ・プライム251246354
コタック・マヒンドラ生命保険19849336
コタック・マヒンドラ・インベストメンツ135120113
コタック・オルタネート・アセット・マネジャーズ87104126
コタック・マヒンドラ・キャピタル806089

出典: Kotak Mahindra Bank media release, 24 October 2026, 2027年度第2四半期、2026年度第2四半期、2027年度第1四半期. 発表資料の記載どおり。発表資料は、端数処理のため合計が一致しない場合があるとしている。

新規不良債権の発生額(スリッページ)は前年同期の162億9000万ルピーから24%減の123億ルピーだった。2026年9月30日時点の総不良債権比率は1.04%、純不良債権比率は0.24%で、前年同期はそれぞれ1.39%、0.32%だった。引当率は78%で、前年同期は77%。バーゼル3に基づく単体の総自己資本比率は21.9%、普通株式等Tier1(CET1)比率は21.4%だった。

取締役会は2026年10月24日、監査前の単体・連結決算を承認した。別の届け出資料によると、同じ会合で、現在常勤取締役を務めるアヌープ・クマール・サハ(Anup Kumar Saha)氏を2027年1月1日付で3年間の任期でマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)に選任した。株主の承認が条件で、インド準備銀行(RBI)は2026年9月30日付の書簡で選任を承認した。発表資料に業績見通しは含まれていない。

情報源
  1. Kotak Mahindra Bank Ltd, media release 'Kotak Mahindra Bank Announces Results' (NSE filing), 2026年10月24日 09:56 CEST
  2. Kotak Mahindra Bank Ltd, 'Appointment / Re-appointment of Directors' (NSE filing), 2026年10月24日 12:12 CEST
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